土地を選ぶ際、何を目安にすればよいでしょうか?土地を見極めるのは個人の力では非常に困難です。土地の場所から周辺の環境等は調べれば分かるかもしれませんが、法律による制限は複雑であったりしますし、地盤の事となると地面のしたのことになるので見た目で判断するのは無理だと言っていいでしょう。わからないことの確認・調査は不動産会社や我々工務店に任せるとして、何をチェックしたほうがいいのかをあげてみます。個々によって重視する項目は違うと思いますが、参考にしてみてください。
この辺りでは大抵のご家庭が車を所有していると思いますが、お酒を飲む機会が多い方やお子様が高校に入学したときなどに駅やバス停の位置。そしてその本数が重要になってくるかもしれません。
スーパーやコンビニが近くにあるか。銀行などの金融機関や、市役所、支所などの行政機関。飲食施設や医療施設の利便性などが当てはまります。 多少遠くても車があればカバーできそうですが、医療施設が近くにあるのは安心ですね。
行政サービスは自治体によって違うものです。 今お住まいとは違う自治体の土地の場合、医療サービスや福祉サービス。ゴミの出し方なども確認しておいた方が良いかもしれません。そのほかに、上下水道、ガス、電気の整備状況や、光回線などの通信インフラも確認しておきたいですね。
お子さんの年齢などで確認する所が変わってきますが、保育園・幼稚園の有無、位置、空き状況、共働きの方は時間外保育の有無も確認したほうが良いかもしれません。公園などの子どもの遊び場や小学校・中学校への通いやすさ、通学路の安全性や学校の教育環境などがあげられます。
近くに工場や大きな道路がありますと、騒音や悪臭、大気汚染などが発生するかもしれません。緑地環境や街並みの雰囲気もどうでしょうか。また法律によって、建てる建物に決まりや制限がありまずので不動産会社などに必ず確認しましょう。
大規模開発計画の有無や、幹線道路の整備計画の有無も確認しておきましょう。
確認できることは、現地に行って確認しましょう。平日や土日、時間帯などを変えて複数回確認すると、その時間帯でしかわからないことも確認できるかもしれません。
家を建てる為の敷地は、幅員4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。道路の幅が4m未満の場合、建物を建てる際道路中心線から2m後退した線を道路と敷地の境界線とする、「敷地のセットバック」を行わなくてはいけなくなるので注意しましょう。
また、敷地のどの方向に道路が接しているかも確認しましょう。
浜松地域は、日本でも有数の日照時間を誇っていますが、目の前に建物があると意味がありません。また建物が密集していると風の通りが悪くなりますので要チェックです。
まわりより低い土地となると、大雨のときに道路が浸水するという事が起きやすくなります。敷地が道路より高い位置にかさ上げしていると低い土地の可能性があります。
交通量が多いと、騒音や振動、排気ガスなどの原因となります。
当たり前のことですが敷地は長方形の方が建物の計画がしやすいです。また傾斜地である場合、盛土や擁壁の設置などの設置が必要になる場合があり費用が掛かります。
登記簿上や現況が畑や田んぼなど農地である場合、許可が必要となります。
地盤が軟弱な場合、地盤改良をせずに建物を建築すると、建物が傾くなどの不同沈下を起こすことがあります。必ず地盤調査をして改良の有無を確認しましょう。
■地盤調査の種類
・スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)
・標準貫入試験
・ボーリング試験
■地盤改良の種類
・表層地盤改良
・柱状地盤改良
・小口径鋼管圧入工法
一般的に、地盤改良とは軟らかい地盤において沈下の抑制を目的にしており、液状化対策という訳ではありませんが、天然の砕石で地盤に砕石パイル(砕石杭)を造ることによって、建物をしっかり支えることはもちろん、地震時の液状化から地盤を守る天然砕石パイル工法(HySPEED工法)も行う事ができます。